2009年2月4日水曜日

交通事故の顛末

昨年10/29に交通事故に遭った。私が歩道を自転車で走行中、交差点を曲がって来た車が左後方から追突したという、交通事故としてはよくありがち(?)なものだった。おかげで初めて救急車に乗る羽目になる、保険が効かずに病院と薬局からトンでもない金額の治療費を請求される等々、普段はなかなか経験する事のできない諸々の社会勉強をする事になった。
そして、一番の問題だったのは加害者が外国人(在留資格有り)だという事。示談に至るまで細かい事まで挙げると書ききれない程のトラブルがあったが、総括するとコミュニケーションの問題とでも言おうか。相手方はちゃんと日本語が喋れて、自賠責にも加入していたものの、保険制度自体を全く理解していなかった様で、治療費の額を知るなり、お金が無いから支払いが無理とトンズラしそうになってしまったのだ。オイオイ、何のための自賠責だよ〜。お願いだから、ちゃんと保険制度を理解して〜。
と言う事で、加害者に自賠責の制度を説明したり何だかんだやっているうちに12月に入り、やっと示談が成立。私が立て替えていた治療費も振り込まれ、全てが円満解決...のはずだった。
が、しかし!!
本日、帰宅すると保険屋さんから一通の封書が届いていた。中身を見ると、相手方からの保険請求に間違いが無いか確認して欲しいとの依頼書だった。私の手元に残っている記録と照合すると...
何これ、1.5倍(当社比)の請求金額水増しぢゃん!!
拝啓、加害者様:しっかり、正しい金額に訂正して返信してあげましたよ☆

んでもって、さらに話は続きまして、保険屋さんへの返信をポストに投函後、カバンから携帯電話を取り出すと見慣れない番号から着信&留守録有り。留守録を再生すると
「こちら◎◎地方検察庁××支部の者ですが、ニシゴンさんが昨年遭われた交通事故についてお訊きしたい事が...」
と来たもんだ!おいおい、こっちとら被害者ですぜ。検察からの連絡とは穏やかじゃない。示談は成立しているので民事告訴はあり得ない。まさか、刑事告訴でもされたか?と思わず、動揺してしまい、血の気が引いた上に手が震えてしまい、携帯を落っことしてしまった。意外と小心者なのよ、私は。
よくよく調べると、こんな事情で検察から電話がかかって来ることがあるのね。な〜んだ、心配無いじゃない。でも、調書は警察で既にとっているのだから、そっちを見て欲しいなぁ〜。わざわざ、調書の最後に加害者に対する心証ってのも書いているのだし。

2 件のコメント:

  1. ニシゴンさん交通事故!のお話は聞いておりましたが、まさかこんな顛末があったとは。トンズラはないでしょう、おいおい。それにしても検察から電話って、普通の感覚からしたらちょっとビビりますよね!? 大変でしたね。

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  2. 翌日、再び検察から電話がありました。やはり加害者の処罰を決めるための被害者聴取が目的でした。検察官から「処罰はどうして欲しいですか?」と訊かれ、保険金の水増しの件で頭にきていたのでつい、「可能な限り重い処罰でお願いします。」と言ってしまいました。待っていましたその言葉!!と言わんばかりの「はい、承知しました〜♪」という検察官からの返事が妙に明るかったのは気のせいでしょうか?

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