2009年9月16日水曜日

掃除と、日本語

折角の連休なので、普段はできない事(且つお金の掛からない事←これ、最重要項目)を何かしようと思い立ち、部屋の掃除をしてみた。
私の部屋は6畳なのだけど、2/3は本の山に埋もれていて、その隙間にベッドと机があるという感じなので、本を何とかしなければ。ということで、過去15年間貯まりにたまった雑誌の山を全て廃棄。どうせ、大事な記事はPDF化されてDVD−ROMになって出ているし、無駄な情報も多いのでポイ。分別してまとめて縛るのに二日間も掛かったけど、終わってみるとすっきり。禁断の聖地と呼んでいた(=本の山に阻まれて、ただ近寄れなくなっていただけ)、一番奥の本棚にも5年振りくらいにアクセス可能となった(笑)。
で、どんな本を置いていたかチェックしてみると...おやおや、宝の山ですよ。買っていた事をすっかり忘れていた貴重本の山々。つい嬉しくなって読みふけってしまう。
今年の秋は読書の秋になりそうな予感。

そうそう、話は変わるけど、最近は日本語の構造をプログラミング言語的に捉えるのが癖になってしまった様だ。最初にざっと筋を書いてから、言いたい事を過不足無く綺麗な論理の流れで相手に伝えられているか、もっと簡潔に完結してなおかつ間欠ではない、美しい表現は無いかという観点で入念に文章を見てしまう癖がついてしまった。自分宛に届くメールに可笑しな文章や無駄な形容詞があるとつい、赤ペンチェックしてしまう...全ての切っ掛けは某君の日本語が目に余るほど酷い表現ばかりだという事なのだけど、これぢゃぁまるっきり日本語デバッグ作業だな。

2 件のコメント:

  1. 私は自分の資料も部下の資料も最低2回赤を入れたバージョン3以上を出すようにしています。
    これに関係して、杉原先生の「理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則」 (中公新書) は、コンピュータの自然言語処理の観点から、わかりやすい構造の文章を書こうという文章読本です。

    返信削除
  2. なるほど。杉原先生の本はあちらこちらで良い評判を耳にします。今度、是非一読してみます。

    返信削除