2009年1月31日土曜日

目黒 万な緒



目黒の万な緒。ここは私が唯一ボトルキープをしているお店。今は芋焼酎の霧島を入れている。私がこのお店を知ったのは、一昨年前の秋。友人の伝手で店長と会った事が切っ掛けだ。以来、月に1〜2度のペースで通っている。店はホテルワトソンのテナントとして1F奥に位置しており、店長とそのお母さん(=ママさん)の二人がいつも暖かく迎えてくれる、アットホームな雰囲気だ。一人で飲んでいても、いつの間にか友人知人達と、あるいは行きずりの他の客と、楽しい時間を過ごす事になる。このお店で飲んでいて、気がついたら終電時刻が迫っているという事も珍しくない。
昨日は一日中雨だったが、仕事が終わってオフィスを出ると止んでいたので、今年初めて足を運んだ。メニューをみると、「氷見の寒ブリの刺身」という文字が目に飛び込んできた。この時期、氷見の魚は日本酒にマッチして美味しいだろうなと思いつつも、メニューの隅にあった「鳥のつくねとネギの小鍋仕立て」にも魅かれ、こちらを頼んだ。酒のペースに合わせて、他にも定番メニューを幾つか頼みつつ、ついつい店長やママさんに止めどない話を延々としてしまった。いつもより早いが九時過ぎ位になって、よい具合に酔いもまわって来たので、〆に「タラの白子のスモーク」と「焼きおにぎり」を二個頼んだ。万な緒の「焼きおにぎり」は私が〆の時には必ず頼んでいるもので、塩加減がちょうど良く、酒の後には美味い。
会計が終わると、ママさんが店先まで見送ってくれた。「次はいつ来ようかな」そう思いつつ、店を後にした。

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2009年1月29日木曜日

銀座文明堂のケーキセット

今日は仕事上がりに部内のスタッフ皆と銀座のカフェへ。
上司のMさんに連れられて行った先は銀座文明堂銀座五丁目店。銀座文明堂というと、すぐに思い浮かぶのはカステラ。それぐらいしか知らなかったので、店先でカフェができるとは意外だった。店内は若い女性で賑わっている。夜の銀座の路上を行き交う人々をガラス越しに観ながらも、話題になったのは仕事に関連する業界話。
上司のオゴリでという事だったので、遠慮なくケーキセットを注文。セットの中身は、名前を失念してしまったが、写真にあるオレンジムースとダージリンティー。
注文してすぐに、ムース、和陶器製のポットに入った紅茶と共に、砂時計が登場。「砂時計の砂が落ち切ったらお茶が飲み頃です。」との店員さんの案内に従い、お茶の頃合いを待つ。
紅茶はストレートで戴く。ほんのりと心地よい紅茶の香を楽しみつつ、ムースにも手を伸ばす。ムースの甘さは丁度良い加減で、オレンジの香も主張が強過ぎる事はない。ムースの上には木いちご、下にはオレンジをスライスしたものとクッキーが敷かれている。


店奥に飾られている、ステンドグラス。その大きさは圧巻。
仕事帰りに小洒落た場所で甘い物を食べるのは久しぶりだったが、良い気分転換になった。
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2009年1月27日火曜日

両国 ほそ川



このお店は去年の新ソバが美味しい頃、フリーライターTさんの紹介で初めて訪れた。
お店は表通りには面しておらず、細い路地を入った所にある。我々も開店時刻の17時前にはお店に着いたのだが、早くも並ぶ人達がいた。開店時刻を迎えてもすぐに入れる訳ではない。客を全員一斉に店内へ入れるのではなく、一組づつ店員さんが案内して入って行く。
何を勿体つけているのかと思っていたが、いよいよ店内に入る段になり、ようやくその意味がわかった。店内は思ったよりも広く、席の数もそれなりにある。しかし、全ての席を客で埋めるのではなく、客同士の間隔を十分に置いている。そして、店内に入れた客が注文を終えたところで、頃合いを見計らって次の客を入れている。要は一組一組の客が全て、快適に蕎麦を食べる事ができる様にとの心配りなのだろう。
まずは湯葉刺し、蕎麦豆腐と、蕎麦味噌を戴いた。蕎麦味噌の味噌はほんのり甘く、蕎麦の風味とマッチする。蕎麦の実は粒がしっかりしているが、噛むとホクホクしている。一緒にいたRさんと私は思わず、蕎麦味噌の追加を頼んでしまった。続いて戴いたのはごぼうの天麩羅、穴子の煮こごり。天麩羅はごま油の香がほんのりと漂う。隣ではUさんとTさんが日本酒「神亀」をボトルで開けている。
そしていよいよ、お目当てのせいろの登場。味も香も歯ごたえもしっかりしていて、これぞ日本蕎麦という風格。私はおいしい蕎麦の場合にはそばつゆにはあまりつけず、蕎麦自体の風味を楽しむのが常。勿論、ここでもその様にして戴いた。
蕎麦を半分くらい食べた所でそば湯が出て来た。蕎麦猪口に注ぐとドロリとしている。後から知った事だが、このドロリとしているのはそば湯にそば粉を足しているからだそうだ。飲んでみると、強い蕎麦の香が鼻を突き抜ける。これぞ、日本蕎麦の醍醐味。
店の風格に相応して、お値段の方も決して安いとは言えないが、それに十分見合うだけの美味しさともてなしをしてくれるお店だ。

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2009年1月24日土曜日

昭和天皇が愛したレストラン



上野駅の隅で営業している、こちらのレストラン。改札から回り込む場所に位置するので、注意を払わないと見落としそうになる。上野駅を頻繁に利用している私だが、このカフェの存在を知ったのは意外と最近の事だ。
案内してくれたKさんの話によると、このお店は昭和天皇が好んで利用していたそうだ。上野駅を利用する際、列車の発車時刻より少し早めに上野駅へ着く様に皇居を出発され、このお店でお茶をされるのが常だったとのこと。
時代が平成に移り、お店は改装されたものの、今でも当時の格式を維持しつづけているのだという。実際に入ってみると、実に雰囲気の良いお店だ。床には赤い絨毯が敷かれ、壁面はステンドグラスで装飾されている。初めて訪れた際には紅茶を頼んだ。出て来た紅茶は銀のポットに入っていた。カップの中の紅茶を飲み干し、ポットから注ぐ際には何故か、えらく緊張してしまった。
店内は静かで、時間がゆったりと流れているを感じる。一歩外へ出ると、そこは人で溢れかえっている上野駅。その事実を忘れさせてくれるかの様な、贅沢な空間。独りで時間を過ごすにも、大事な客人と来るにも最適な場所だと思う。


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2009年1月23日金曜日

クライズラー&カンパニー

もう解散して15年近くになるけど、クライズラー&カンパニーが大好きです。できれば、再結成して欲しいな。

シンセサイザーとバイオリンとベースの組み合わせは今でも新鮮だものなぁ〜。



一番好きな曲はこれ。『交響曲第5 Burn -炎のベートーベン-』

2009年1月22日木曜日

お気に入り落語を六席。

Youtube&ニコ動のテストを兼ねて、お気に入りの落語を。

権太楼師匠の「代書屋」


圓歌師匠の「浪曲社長」




圓歌師匠の「中澤家の人々」
その一

その二


歌武蔵師匠の「大安売り」


歌之介師匠の「B型人間の人」

カフェバーGORI


1/16の事だが、落語が切っ掛けで知り合いになったNさんに日本酒を出してくれるお店があると誘われ、新宿富久町のカフェバーGORIへ行って来た。
お店はその名の通りモダンなカフェという感じで、一見すると日本酒が出てくる様には思えない。つい、『コーヒーコーヒーでも一杯』と言ってしまいそうな雰囲気。マスターは気さくな感じの方で、この人が店の名前の由来になったのだろうと何となく想像ができる。
一足お先に店へ到着してくつろいでいると、すぐにNさん達も到着。グラスビールビールで乾杯し、店の歴史や何故日本酒を扱っているのかという事について話をききつつ、続けて十四代の新酒とっくり(おちょこ付き)
新酒と共に出て来たのはマグロステーキ。この量がハンパじゃぁない!!厚さ1cm、幅奥行き共15cm角はあろうという大きなマグロ肉の塊がざっくり切ってある。トッピングはニンニクのフライとカイワレマヨネーズ。醤油ベース のソースをたっぷり付けていただくと、めちゃんこうまい!! 他にも鯨の刺身と、ハンペンたらこ(ハンタラ)。どちらも美味しくボリュームがあり、酒がどんどん進んで行く。
一段落ついたところで百合根饅頭をいただいた後、続いて出て来たのは十四代の大吟醸と生酒。一緒に頂いた料理はタケノコのチーズ焼きと、なまこの酢醤油和え。生酒の方は若干、濁りが入っている。写真は生酒の一升瓶。
美味しい料理とお酒につられ、話にも花が咲く。ワイワイやっていると、あっと言う間にお店の閉店時間。料理もお酒も逸品揃い、そしてお店の雰囲気が居心地よく、近いうちにまた伺いたいと思わせてくれる感じの良いお店だった。


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